初めてPRにかかわる方へ

PR会社を活用してパワーアップ!

企業(団体)におけるPR部門の重要性が大きくなり、その扱う内容が専門的、かつ幅広くなるに従い、外部ブレーンとしてPR会社を活用する機会が増えてきました。PR会社を利用することにより
(1) PR会社の持つ豊富な経験や人脈にもとづいたノウハウ、アイデアを利用できる
(2) PR会社は第三者的な視点でPR作業を見ることができるため、適切なアイデアが得られる
(3) PR会社の情報力を利用できる
(4) マンパワー補助としてPRスタッフを利用できる
などのメリットがあります。

 PR会社の選び方

PR会社と一口でいっても、それぞれ得意とする分野があり活用目的に沿って選ぶことが必要です。
一般的にはPR会社=パブリシティ専門会社というイメージがありますが、PR・広報活動がより多岐にわたるのに従って、その形態や提供するサービスの内容も多様化しています。
 
PR会社には、
●パブリシティを主体としたメディアへのプロモートを得意とする専門PR会社
●PRイベント、PR誌、社内報などの広報ツール制作を得意とする専門PR会社
●調査・分析活動を主に行う専門PR会社
●広告代理店タイプの専門PR会社
●PRを含むコミュニケーション活動すべてを実行できる総合PR会社
などの種別があるので、目的にあった選択が大切です。

 PR会社選びの前に自らの広報資源を再チェック

企業・団体のPR部門で年間PR計画やテーマ別のPR企画を立案するときには、まず自らが持っている広報資源(人材・情報など)を検討してみることが大切です。
その結果、不足な部分が見えてきて、それを補うPR会社の選定がしやすくなり、実作業のオリエンテーションも的確なものになります。
いずれにしても長期的なパートナーシップを組むことを前提として、PR会社選びは慎重に行うことが必要です。

 2つの契約形態

PR会社との契約には、プロジェクトごとに交わされるスポットベースでの契約と毎月定額のリテナーフィーを払って長期にわたるコンサルティングを受けるリテナー契約があります。
 
リテナー契約を結んだPR会社は、欧米では特にAOR(Agency of Record)と呼ばれれ、クライアントやその業界、競合企業について深い知識をもち、クライアントのさまざまな経営課題にこたえるため、情報収集、提案を行い、コミュニケーション活動を実行にうつしていきます。
 
一方、PR会社とリテナー契約を結ばず、通常のルーティン活動は社内のPR部門(インハウス)で行い、何か特別なイベント、突発事項への対応のみ、スポットベースでPR会社に発注する企業・団体もあります。
 
さらに、場合によっては、特定のPR会社とリテナー契約を結びながら、単発で大きなイベントなどを実施するときには別途スポットベースの契約を同じPR会社あるいは他のPR会社と結ぶこともあります。
 
われわれFISEMAN CREATIVEでは、クライアントの個別のニーズに対応するため、上記3つのオプションのいずれでも対応させていただきます。