1973年の発表以降、最年少で岸田戯曲賞を授賞し、紀伊國屋ホールを拠点に再演を重ね、後に映画化される等、日本の演劇史上プロアマ問わず最も上演されている作品（推定累積8,500ステージ）が「熱海殺人事件」。

2022年、つかこうへい十三回忌を迎えるにあたり、『「新・熱海殺人事件」ラストスプリング』として新たに上演されました。

“東京警視庁にその人あり”と言われた木村伝兵衛部長刑事は、2017年～2021年の4シーズン同役を演じ、つかこうへい作品のニューリーダーとして今最も注目される

俳優の味方良介。

そして、ヒロイン水野朋子婦人警官には、今年2月に乃木坂46を卒業し、今後の活躍に注目が集まる新内眞衣 。

さらに、東京警視庁に転任して来る熊田留吉刑事を高橋龍輝が初挑戦。

犯人大山金太郎は、小劇場から2.5次元まで幅広く活躍する一色洋平が熱演。

変化しながら上演され続けてきた「熱海殺人事件」の新たな伝説の誕生となりました。